これから WordPressでホームページを作りたい
テーマを探しているけど何が良いのか分からない
おすすめのテーマ(無料or有料)を知りたい

今回は WordPressのおすすめテーマ「無料5選+有料5選」の紹介です。それぞれの特徴をていねいに解説していきます。きっとあなたのお気に入りのテーマが見つかるはずです!それではどうぞ!
・初心者が WordPressテーマを選ぶときのポイント6つ
「デザイン」「カスタマイズ性」「国産テーマ」「サポート体制」「スマホ対応(レスポンシブ対応)」「SEO対策」
それでは具体的に解説していきます。
デザイン
まず前提として、自分または自社のイメージと近いデザインの WordPressテーマを選びましょう。理由として上記を意識した方が理想のサイトやホームページを作りやすいためです。特に初心者の方の場合は、デフォルトをベースに作成していくことが多いため、最初のデザイン選びはとても重要です。
また、テーマを選ぶ際に販売元のホームページを確認することで、デモサイトや利用事例の掲載もあるため、ぜひチェックしてみてください!
カスタマイズ性
サイトのデザインを変更したくなった時のことを考えて、カスタマイズしやすいテーマを選ぶのもおすすめです。
その一つとして「ブロックエディタ」対応のテーマであるかも確認すると良いでしょう。
ブロックエディタ (Gutenberg)とは、 WordPress5.0から標準搭載されたエディタのことで、文章や画像などをブロックという単位で管理し、位置調整やレイアウトの変更がしやすいため初心者の方におすすめの機能です。


国産テーマ
国産 (日本製)のテーマを選ぶことをおすすめします。
現在、 WordPressのテーマは1万個以上ありますが、そのほとんどは海外製のものになります。
海外製のテーマの場合、英語や外国語に長けている方であれば心配は少ないのですが、もし困ったことがあった際には原因を調べることが難しく、また日本ユーザーあまり多くはない場合が多いので、欲しい情報がないこともあります、、さらにマニュアルがあったとしても日本語対応はしていません。
上記のことも踏まえて、国産テーマを選ぶ方が安心ですね!
サポート体制
特に初心者の方は、サポート体制が充実したテーマを選びましょう。
サポート体制がしっかりしていれば、何か分からないことや不具合があったときに解決できる可能性がとても高くなります。
ちなみにボランティアによる便利なWordPressの掲示板「フォーラム」もありますが、必ずしも問題が解決できるとは限りません。
また、有料テーマを選ぶ理由として充実したサポートがあります。
テーマ利用者が使える専用のフォーラム(掲示板)があり、質問や他利用者の問題解決事例などが確認できる
お問い合わせフォームから質問(メール)ができる
有償オプション (個別質問やカスタマイズ相談など)を受けれる
※サポート内容はテーマによって異なります。



開発元 (販売元)だから、問題が発生したときの解決スピードは速いから安心ですね!
スマホ対応(レスポンシブ対応)
現在はスマホや携帯電話で検索や閲覧する人が非常に多くなっています。そのためパソコンだけでなく、スマホや携帯電話の画面にも最適化されるスマホ対応のテーマを選びましょう!
もしスマホ対応していないテーマの場合、スマホにはパソコン用のデザインで表示されることになり、文字が小さいやタッチしずらいなどが原因でユーザーが離れてしまうことにも繋がります。このことは下記に解説する「SEO対策」にも関係しています。
レスポンシブ対応 とは、ユーザーのデバイスの画面サイズに応じて、ホームページのデザインやレイアウトを自動調節してくれる技術のことです。 またパソコンやスマホごとにページデザインを作成する必要はなく、1つのサイトで様々なデバイスに対応できるためSEO向上にも効果的です。
SEO対策
これからWebサイトやホームページを開設する上で、より多くのユーザーに認知し、集客をしたいと考える方は多いのではないでしょうか。
その際に「SEO対策」は非常に重要になってきます。もし仮にSEO対策を全く行わなかった場合、検索結果にもあがらずユーザーが見つけることができないWebサイトとなってしまうでしょう。
SEOとは「Search Engine Optimization」の略称で、日本語では「検索エンジン最適化」といいます。GoogleやYahoo!などの検索結果で自身のサイトを上位に表示させる技術のことです。日本における検索エンジンのシェアはGoogleが約76%と圧倒的です。
・無料テーマと有料テーマの比較
WordPressのテーマには、無料と有料の2種類があります。
無料でも高機能なテーマはありますが、初心者にはサポートが充実した有料の WordPressテーマがおすすめです。
有料テーマには、「月額制」と「買い切り」があるため、使用目的に合わせて選ぶことができます。
無料テーマ | 有料テーマ | |
---|---|---|
機能 | 制限される場合がある | テーマ内の機能は全て使える |
サポート | 基本的にサポートはない | 専用フォーラムへの投稿や、テーマによっては有償オプションを受けられる |
参考価格 | 無料 | 年間1万円〜5万円ほど (買い切り型やサブスク型などの種類がある) |
※テーマによって、使える機能やサポートは異なります。
・初心者におすすめの国産テーマ紹介5選(無料)
Lightning (ライトニング)


インストール数10万件以上の信頼と実績のあるテーマです。
いかに最短でサイト製作ができるかを重視しており、シンプルかつカスタマイズしやすいテーマとなっています。ブログやビジネスなどでも幅広く使用することができます。
WordPressの「公式ディレクトリ登録テーマ」でもあるため、 WordPress管理画面から簡単にインストール可能です。
プラグインでの拡張性が高く、用途に応じてカスタマイズ可能
「ブロックエディター」に対応しておりページ作成が容易
毎月開催のオンライン質問会や学習サイトなどのサポートもあります
Cocoon (コクーン)


日本製の無料テーマの中で最も人気なのが「Cocoon (コクーン)」です。
見た目は非常にシンプルですが、 WordPress初心者の方でも使いやすくカスタマイズ性も高いです。コンテンツも自由に配置できる点や、細部までこだわることができる機能もあり、非常にオススメできる無料テーマです。
「ブロックエディター」に対応しておりページ作成が容易
SEO対策にも力を入れている
収益化にも対応
Arkhe (アルケー)


無駄な装飾がなくシンプルでいて、使い勝手の良いテーマです。有料版で説明させていただく「Swell」の制作者が作成しているテーマでもあります。
また無料と有料で選べるArkhe専用のプラグインも用意されています。カスタマイズ性も高くなっており、自分好みのカスタマイズをしたいという方や、Web製作におけるベースのテーマとしてもおすすめです!
カスタムブロックやテーマ機能などを向上させプラグインが多数ある。
ホームページのパターンの雛形をコピーすることができる
英語にも対応
Emanon Free (エマノン フリー)


有料版の「Emanon Pro」や「Emanon Business」の購入を検討している方向けに、Web集客に必要な機能をまとめたテーマです。個人ブログというよりは企業型サイトやフリーランス用のテーマとしておすすめです。
ライセンス100%GPLとなっている
シンプルで見やすいデザイン
GPLとは
https://www.gnu.org/philosophy/free-sw.ja.html
どんな目的に対しても、プログラムを望むままに実行する自由 (第零の自由)。
プログラムがどのように動作しているか研究し、必要に応じて改造する自由 (第一の自由)。ソースコードへのアクセスは、この前提条件となります。
ほかの人を助けられるよう、コピーを再配布する自由 (第二の自由)。
改変した版を他に配布する自由 (第三の自由)。これにより、変更がコミュニティ全体にとって利益となる機会を提供できます。ソースコードへのアクセスは、この前提条件となります。
Xeory Extension (セオリー エクステンション)


Webのマーケティング情報を発信している「バズ部」が開発した無料のWordPressテーマです。
1カラム型のサイトにコンテンツマーケティング用のブログ機能も搭載された、企業型サイトを作成するうえで使い勝手の良いテーマです。管理画面からのコンテンツ設定が行えることも魅了の一つです。
スマホ対応 (レスポンシブ対応)している
SEO対策にも力を入れている
ランディングページの作成も容易で、メルマガ配信スタンドのフォーラム (掲示板)設定が簡単
・初心者におすすめの国産テーマ紹介5選(有料)
JIN:R (ジン アール)


有名アフィリエイターの「ひつじさん」が開発しました。もともと「アフィリエイト」と「SEO対策」の知識を集結して作られた「JIN」の機能は残しつつ、より強化された最新モデルになります。
ブログやホームページの設計にも強く、初心者にも非常に使いやすいテーマです。あの有名ブロガーの「ヒトデブログさん」もJINを愛用しています。
テーマ名:JIN:R
使用用途:ブログ作成 (企業サイトも可)
価格:¥19,800 (買い切り型)
ブロックエディタ:対応
スマホ対応:対応
ライセンス:スプリットライセンス (自社サイトのみ使い回しOK)
サポート:フォーラム (掲示板)・マニュアル・コミュニティー
販売元:株式会社CROOVER
SWELL (スウェル)


数多くのサイトで使用されており、2022年度の国内シェア率No,1を獲得しています。テーマの特徴としては「ブロックエディタ」の操作性が非常に高く、直感的な操作でサイトを作成することができます。見た目もシンプルでカスタマイズ性にも優れているためおすすめのテーマです。
テーマ名:SWELL
使用用途:ブログ作成 (企業サイトも可)
価格:¥17,600 (買い切り型)
ブロックエディタ:対応
スマホ対応:対応
ライセンス:ライセンス100%GPL
サポート:フォーラム (掲示板)・マニュアル
販売元:株式会社LOOS
「エックスサーバー」をご利用の方は¥16,720 (買い切り型)にて購入可能!【参考:エックスサーバー(WordPressテーマ)】をご参照ください。
THE THOR (ザ トール)


THE THORはSEOに特化しており、高速表示やSEO機能が優れているため上位表示されやすいように設計されています。また収益化支援システムやワンクリックでのデザイナーズサイトの作成など万能なテーマとなっています。
その他にも「安心メールサポート」により、テーマのインストール完了まで専任のスタッフによるサポートも受けられるため、初心者にとっては安心です。
テーマ名:THE THOR
使用用途:ブログ作成 (企業サイトも可)
価格:¥16,280 (買い切り型)
ブロックエディタ:対応
スマホ対応:対応
ライセンス:複数サイト使用可能
サポート:フォーラム (掲示板)・メール・マニュアル
販売元:フィット株式会社
XWRITE (エックスライト)


XWRITE (エックスライト)は国内シェアNo,1のエックスサーバーのWordPress開発スタッフと、大人気テーマ「Cocoon」の開発者である「わいひら氏」が開発協力を行なって作られているテーマです。
他の有料おすすめテーマ同様に、カスタマイズ性やデザイン性が高く、SEOにたいしても優秀です。開発スタッフによる日々の改善や新機能追加など、初心者や企業サイトを開設する方にもおすすめのテーマです。
テーマ名:XWRITE
使用用途:ブログ作成 (企業サイトも可)
価格:¥990 (月額)・¥9,900 (年額)・¥19,800 (買い切り)
ブロックエディタ:対応
スマホ対応:対応
ライセンス:ライセンス100%GPL
サポート:フォーラム (掲示板)・マニュアル
販売元:エックスサーバー株式会社
「エックスサーバー」をご利用の方は¥15,840 (買い切り型)にて購入可能!【参考:エックスサーバー(WordPressテーマ)】をご参照ください。
Emanon Business (エマノン ビジネス)


主に中小企業のホームページや個人事業主におすすめのテーマです!Emanon Business (エマノン ビジネス)の特徴である「フロントページ設定機能」により画像とテキストを入力するだけで簡単にフロントページを作成することができます。
また、6種類のデザインパターンにより、ファーストビュー(サイトを開いたときに、はじめに表示される画像)の変更もできます。
テーマ名:Emanon Business
使用用途:ブログ作成 (企業サイトも可)
価格:¥12,800 (買い切り)
ブロックエディタ:対応
スマホ対応:対応
ライセンス:ライセンス100%GPL
サポート:ユーザーサポート(利用規約承認制)・マニュアル
販売元:株式会社イノ・コード
「エックスサーバー」をご利用の方は¥10,230 (買い切り型)にて購入可能!【参考:エックスサーバー(WordPressテーマ)】をご参照ください。
・まとめ



今回はWordPressおすすめテーマ10選(無料+有料)でした!気になるテーマは見つかりましたでしょうか!



テーマによって機能やデザインが全く違っていてびっくりしたよ!
- デザイン
- カスタマイズ性
- 国産テーマ
- サポート体制
- スマホ対応 (レスポンシブ対応)
- SEO対策
- Lightning (ライトニング)
- Cocoon (コクーン)
- Arkhe (アルケー)
- Emanon Free (エマノン フリー)
- Xeory Extension (セオリー エクステンション)
- JIN:R (ジン アール)
- SWELL (スウェル)
- THE THOR (ザ トール)
- XWRITE (エックスライト)
- Emanon Business (エマノン ビジネス)
・テーマのインストール方法
テーマを選ぶことができたら、次はインストールしていきましょう!
具体的な手順については、下の記事にて詳しく解説しています。


・レンタルサーバーの契約・設定方法
レンタルサーバーの契約や設定方法の具体的な手順については、下の記事にて詳しく解説しています。※エックスサーバーでの解説になります。


・Q &A WordPressでよくある質問
実際に無料のテーマってどうなの?
メリット:一番は無料で利用できるため、費用をかけずに始められる。
デメリット:有料テーマに比べて、カスタマイズ性や機能面で劣ってしまうことが多く、シンプルであるがゆえにカスタマイズを行うときは、専門の知識が必要になることも。またアップデートが終了してしまう可能性もあります。
買い切り型&サブスク型のメリットとデメリット
買い切り型のメリット:一括購入のため、費用を抑えられる。
買い切り型のデメリット:もしテーマが合わなかったときに無駄な出費が増えてしまう。
サブスク型のメリット:少額で始められるため、費用を抑えつつ自分に合ったテーマを探せる。
サブスク型のデメリット:長期で使っていく場合は、コストがかかってしまう。
テーマの「ブログ型」と「サイト型」とは
ブログ型:記事の読みやすかったり、ユーザーが過去の記事を見つけやすいようになっている。
サイト型:さまざまな業種や事業にも使いやすいようにカスタマイズ性や拡張性がある。
ただ私の意見としては、一番好きなデザインを選ぶのがおすすめです!モチベーション維持にも繋がりますし、一緒に育っていく感覚が素敵だなと思っています!
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